90km離れた学校まで真冬に原付で登校!

学生時代、当時の中型免許を取ったばかりの私は、免許取得の費用を払うのが精いっぱいで、大きなバイク買えるはずもなく、
兄から借りた原付のスクーターを近場で乗り回していました。(決して暴走ではありません)

その年の年末、最後の登校日に通学定期が切れており、どうやって学校まで行こうかと考えた時に、ふとバイクで行こうと
思いついてしまったのです。

家の近所を通っている国道が学校のすぐ近くを通っており、家から国道までも四か所の角を曲がればたどり着けるので、学校の近くの交差点と合わせて五か所の交差点を曲がればたどり着ける事は分かっていました。

しかし、問題はその距離です。恐らく80~90km位はあり、もちろん行った限りは帰ってこなくてはならず、近場しか走ったこと無いくせにいきなり往復180km程を走ると言う無謀な事をやろうと言うのです。

で、実際に走り始めるわけですが、順調だったのは最初の10km位で、頼みのその国道がなんと二つに分かれるわ、先へ進むには交差点を曲がらなければならないなど、まったく予想だにしていなかった事態が次々と襲ってくる事になるのです。

時期が時期だけに寒いし道が分からないしで、殆ど泣きそうになりながらも何とか学校にたどり着きました。
しかし、時間がかかり過ぎたおかげで出るはずだった授業には間に合わず、体がぬくもる間もなくとんぼ返りする羽目になりました。

帰りは道筋もわかり、問題なく帰れたのですが、スクーターに乗った体勢のまま、体が固まってしまっていました。